分野、分量に拘らず、お客様の大切なメッセージを的確に伝えることがモットーです。専門的な文書から、友人に宛てた近況報告まで、ひとことから承ります

翻訳(日本語 スペイン語)

ネイティブレベルの読解力と高い文書作成能力で、スピードと品質を兼ねたサービスを提供しています。ネイティブの専門家によるチェックで多様なフォーマットや緊急の翻訳にも対応いたします。

BBL Translatorの翻訳サービス

万全の品質
得意、不得意分野を問わず、ネイティブの専門家によるチェック済みの文書を、お客様に納品いたしますので、安心してご使用いただけます。
<主な実績>
 法規、規格類翻訳
 工業製品の技術仕様書
 マニュアル、取扱説明書など

業界トップクラスの翻訳量
両国の言葉を素読みするように理解し、専門用語の調査もスピーディーなバイリンガルだからこそ、一般的に「プロの基準」とされる平均1500単語/日を大幅に上回る翻訳量※で素早い納品が可能、緊急のご依頼にも対応できます。
通常2~3人で行うような作業量でも単独でこなすことができるため、表現や仕上がりに一貫性が保たれます。
また、翻訳した文書は技術鑑定士や現役弁護士、公認会計士など各分野のネイティブ専門家によるチェックを施してから納品しますので、技術文書など専門知識を要するケースでも安心してご使用いただけます。
※ 2009年に受注した案件では、15万単語を6週間で納品した実績があります。これは週6日稼動で一日平均4,000単語をこなしたことになり、和文に換算すると原稿用紙約20枚/日となります。納期短縮のため、専門家チェックは翻訳と並行して進められました。
<主な実績>
 書籍和訳 120,000語(500ページ弱)を6週間で納品
 特急サービスで一日5,500語達成
 出張通訳中に空き時間を利用した、マニュアル・資料作成も対応可能です。

多様なフォーマットに対応
一般的なMicrosoft Office®はもちろん、CAD図面に至るまでお客様が納品されたその日から文書を使用できるよう、多フォーマットに対応しています。
例えばWebサイトの翻訳であればサーバーへのアップロードまで、カタログなどの印刷物も印刷業者へそのまま送っていただける形で納品します。訳語を理解した上で編集を行いますので、テキストの配置や改行位置なども対象国での使用に即した体裁と仕上がりになります。
通常の①翻訳手配→②翻訳→③校正→④編集→⑤体裁確認→⑥実使用という6つのステップのうち、②~⑤を翻訳者が一手にお引き受けしますので、お客様の作業負担が大幅に軽減されます。
<主な実績>
 プレゼン資料翻訳(Microsoft Office全般)
 カタログ翻訳(Adobe Ilustrator)
 CAD図面(Autodesk AutoCAD LT 2010)
 Webサイト翻訳(Adobe Dreamweaver 他)


料金の目安
和文→スペイン語訳:0.09ユーロ/字
  400字詰め原稿用紙1枚は36ユーロとなります
スペイン語→和訳:0.12ユーロ/単語
 図なし、改行・スペース少なめのA4用紙1枚の目安は約500単語です。
図・グラフ・Web編集など: 分量・形式などにより異なります。見積もりは無料ですので、詳しくはお問い合わせください。
非商用案件:上記料金から25%を差引きした金額で見積もります。
※大量案件、専属契約のお客様には割引を適用させていただいております。詳しくはお問い合わせください。
※上記料金はネイティブ専門家による校正料を含みます。ご不要の場合はその旨お申し出ください。

コラム:翻訳の仕事
機械翻訳について
昨今「大体の意味が分かればよいので」という理由で、機械翻訳を使われる方が増えてきています。たしかに翻訳家を手配せずとも、ボタンひとつで翻訳を行ってくれる機械翻訳は手軽で早く結果を得ることができます。しかし、一方で機械翻訳によるテキストはひと目でそれと分かる「不自然さ」があります。何がその不自然さを引き起こしているのか、どの程度不自然なのか、上手な機械翻訳の使い方とは何か、簡単な例を挙げつつ考えてみたいと思います。

《 機械翻訳は長文が苦手 》
翻訳を行っているとスペイン語文は日本語の文章に比べて、一段落が非常に長いと感じることが多々あります。
これらの文章を見ると、句点(カンマ)の多用が特に目に付きます。スペイン語においてカンマは単に文章の区切りではなく、文法的な意味合いを多く含んでおり(手元の資料によれば19種類)、
例えば……
「文章Aの別名は文章Bである」、
「文章Aと文章Bは(時系列、または順序的に)並行する」
「文章Aについて文章Bが補足説明を行う」
「文章Aは文章Bを原因とする結果である」など、
様々な用法が確認されています。

下記の文を例に挙げてみます。

【スペインの企業が日本の取引先へ営業所の移転を連絡するレター】
(スペイン語ビジネス文例集を基に作成)※人名・企業名はすべて架空のものです。

スペイン語原文

Apreciado Sr. Ise:
Debido al importante incremento que ha tomado nuestra firma EL PUENTE S.A., en los últimos años y al aumento de nuestra cartera de servicios, ha quedado insuficiente la instalación anterior, por lo que nos complace comunicarle que, a partir del próximo mes nuestro área se traslada a la  siguiente dirección:

Constancia nº xx, xxª planta. Estación de Metro más próximo: Prosperidad (Línea 4)
En espera de que todo ello redunde en ofrecerle mejores servicios, le saludamos atentamente.
Director de Ventas

Jesús Puente


機械翻訳 人の手による翻訳

ミスターを評価しました。 伊勢:
重要な増加にそれ予定の、彼/彼女は最後の年に、そして、サービスの財布の増加に我々のサイン(THE BRIDGE CORP.)をとりました、あなたは不十分でした、我々の月地域が動かす次のものから以下のアドレスまでとても始まってあなたを伝えるために我々を喜ばせることのために、前のインストール

忍耐nºxx、xx植物。
次のメーターの駅: 繁栄(第4行)

それのためにすべてを待つことが寄与する間、よりよくあなたを提供することでのそれはサービスします、我々は心からあなたに挨拶します。

売上高の責任者

イエス橋

イセ様
近年、私どもプエンテ株式会社は大きな成長を遂げており、事業も多様化しているため、これまでの事業所では十分な対応が難しくなってまいりました。
それに伴い、来月より私どもの部署が下記の住所へと移転することになりましたので、お知らせいたします。

コンスタンシア通り12番 3階
最寄り駅:プロスペリダッド駅
(地下鉄4番線)

営業ディレクター

ヘスス・プエンテ

例文の上段におけるカンマの用法は大きく分けて3種類となっています:
用法①:「AとBを並列に置く」:「近年弊社は成長した」⇔「(また)事業も多様化した」
用法②:「Aの別名はB」:「私ども」⇔「(すなわち)プエンテ株式会社」
用法③:「Aが原因でBとなる」:「用法①の2文(が理由で)」→「事業所が手狭となった」
「用法③の○,A(が理由で)」→「来月から部署を移転することになった」
「用法③の○,B(が理由で)」→「イセ様にお報せする」

機械翻訳はカンマの用法を感覚的に選択できないため、「イセ様」と「手狭になった」に「Aが原因でBとなる」というケースを適用することで「あなたは不十分でした」と訳してしまいました。笑い話で済むことを願うばかりです。 カンマに限らず、機械翻訳は「~のため」や「~により」といった連語、「また」や「従って」といった接続語で繋がれた長い文章を苦手としているようです。

《 多義語:0から1を導き出せるのは人間だけ 》
機械翻訳が多義語を苦手としているのは周知の事実です。
A=B、A=C、ただしB≠Cという論理的には無理のある図式で成り立っているのが言語であり、この矛盾をあえて許容して思考できるのが人の手による翻訳の強みです。
例えば、先ほどの例では「Instalacion」が挙げられます。この語句は、辞書によれば「設備」「施設」「インストール」「入居」「設置」を意味する多義語ですが、前述の例ではパソコン関係の翻訳がこれまでの統計的に多かったためか「インストール」が選択されています。
一方、人の手による翻訳は上記の候補の中から文中にない情報を用いて最も高い可能性のものを選択します。つまり「これはビジネスレターである」「会社が成長すれば社屋も大きくなる」「事業が多様化していれば人員も増えてスペースが必要になる」「これらの事象により、移転するのは社内の単独または複数の人間である」・・・といった情報から解釈を行っていることになります。当然、これらのバックグラウンドは原文に明記されているわけではないので、0から1を生み出すことができない機械翻訳には甚だ困難な作業となります。
もちろん、レターの趣旨や用途を汲み取り「施設」という定義から、さらに書き手の意図に近い「事業所」という語句をあてはめるという、「適切な間違いを冒すことができる」のも人ならではといえます。

《 連語&複合語:日本語は自由に新語が作れてしまう 》
複合語についても同様に、文章に記載されていない情報を解析しなければならないケースが生じます。ごく簡単な例で「満員御礼」と記した場合、人の思考は「ホスト側が会場いっぱいに来場してくれたお客様に対してする御礼」という解釈を常識という観点から判定することができます。一方機械翻訳の場合は、そのデータベースにこの複合語が登録されていないと、「満員が御礼する」のか、「満員に御礼する」のか、判定できません。また「デザイン性」や、「国民的」、「表面化」といった造語も、それぞれの言葉が理論的に結びついているわけではないため、感覚的な判断が要求されます。
さらに、複合語の「区切り」を見分けることも重要なポイントです。例えば「知的財産戦略」という語句を、人は感覚的に「知的財産」と「戦略」に区分して解釈できますが、機械はこれを「知的な」「財産の」「戦略」と3つに区分してしまう可能性があります。 もちろん機械は略語も解釈することはできません。例えば「政官財」は「政府の官吏の財産」と訳されてしまいます。 書き手がふたつ以上の語句を連結して辞書にない「新語」を無限に作成できる日本語は、機械翻訳にとって多くの判定プロセスを要求される「やっかい」な言語であることは間違いないようです。

《 固有名詞は逆のアプローチが必要 》
多義語・複合語の解釈には文中にないもの、つまり0から1を生み出す必要があるとしましたが、これと逆のケースになるのが固有名詞です。
上記の例ではやや意地悪をして、「他の解釈もあり得る固有名詞」を多く使用しました。
例えば、「ISE」と表記した場合、訳語として最も認知度が高いのは地名・人名の「伊勢」だと思われますが、「伊瀬」「井瀬」といった苗字が存在しないわけではなく、ましてレターの宛名であれば間違いはなるべく避けたいところです。
そこで人は文中にある語句の「意義」を打ち消して、「単純な音韻の羅列」に変換しています。
今回の例では意地悪をしたと書きましたが、直訳すれば「イエス(・キリスト)」となってしまう「Jesus(ヘスス)」さんはスペインに大勢いますし、地下鉄の駅や通りの名前も実在のものです。
「誰」「何」「どこ」という情報は文章の中核を成すものであり、この部分を「強制的に訳してしまう」ことで、機械による翻訳は文書そのものの主旨を破綻させてしまう恐れがあります。

《 間違いは許されない 》
翻訳に限らず、論理的な仕組みをもつ「機械」は間違いを認めることができません。誤字・脱字は当然ながら、人同士であればごく自然に見える文法上の不備も機械翻訳は汲み取ってはくれません。
例えば「仕事が終わって、食事に行った」という一文。
論理的な解釈では主語が「仕事」となってしまい、「仕事が食事に行く」という文章になりかねません。 さらに、「食事」は「行く」ものではなく、「する(摂る)」ものであるという点も指定する必要があります。
上記の例文を正しく機械翻訳にかける場合は、「私は仕事を終了した後、食事をしに出かけた」と書かなければ、正しく解釈してもらえない可能性があるということになります。

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